2025年7月鹿児島県日置市の穏やかな住宅街の少し小高い敷地にH様の新居が完成しました。
家族4人(ご夫婦・4歳の女の子・2歳の男の子)仲睦まじく暮らすH様は新居をつくるにあたって、
家族が伸び伸びと自由に過ごすことができて、みんなで楽しめる場所にしたいという想いを持っていました。

FORUMとの出会い
H様は、お家づくりは一生に一度のこと、こだわって納得のいくお家づくりをしていきたいと建物のお打合せを進めていました。
お家の外観について外壁の色・軒の長さなど一つ一つ決めていくなかで、お家づくり最後のピースとしてお庭・外構をどうしようかと悩まれていました。
新居近くのエクステリア会社に問い合わせもしました。
「素敵なプランを提示いただきましたが、ホテルの様な感じで整いすぎていました。
ヴィラの様な感じが好きでニュアンスが感じられお庭がいいと住宅会社の担当者にお伝えしたらFORUMさんをお勧めされました。
FORUMさんが施工されたお庭を見にいってみたら、自然であたたかみを感じられていいなと思ったのでお打合せさせてもらうことにしました。」(奥様)
住宅会社の担当者に設定いただきH様とFORUMのお打合せがスタートしました。
「お庭に対して色々とイメージはあって”こうしたああしたい”と言ったらすぐに汲み取ってくださって、”この方たちなら安心してお願いできる”と感じました」(奥様)
H様はFORUMが用意したヒアリングシートの枠内に収まりきらない程にお庭のイメージを膨らませていて、理想のお庭づくりへ向けたお打合せはいつも楽しく笑顔が溢れていました。


お庭のイメージ共有
しかし、理想のお庭づくりの実現に際して一抹の不安もありました。
「敷地を購入したときは、地面が全てフラットになって広々としたお庭になると想像していたのですが、実際は敷地内に段差が残って敷地の半分以上は段差で庭としては活用できないかもしれないと思っていました」(旦那様)
一見したらデメリットとなる段差も、家と庭を一体としてプランを考えることによって、理想のお庭づくり実現のポイントとなりました。
段差部分の土を少し削りながら削った土を広げることで、テラスと高くなっている地面をつなげてシームレスな空間をつくり、
お家から広々としたお庭へ行き来ができるようにプラン設計しました。
「自分たちのイメージを理解していただいたうえで、自分たちでは想像できない提案をしてくれました」(旦那様)

他にもイメージや要望を一つ一つ形にしていくためにH様とたくさんお話をさせてもらいました。
そのうえで、お任せいただいたことによって自由な発想を持ってお庭の計画をつくることができました。
「実家にある加治木石を活用したいけど活用方法がわからなかったのでお任せしたらテラスから庭へつながるところや一部土が流れないための土留めとして活用してくださったり、
駐車場スペースも無機質なコンクリートではなく柔らかみだったり遊びが欲しいと言ったら芝ブロックを提案いただいたり、
自分たちのイメージ以上の提案をしてもらえたので、お任せしてよかったです。」(奥様)

作庭中のエピソード
施工中もH様のお庭づくりに対する想いが現場スタッフに伝わり楽しくやりがいを持って作庭させてもらいました。
お庭づくりにおいて、お客様と私たち作り手とお互いの信頼関係がとても大切であることをH様から学ばせていただきました。
「工事中いつも笑顔で接してくださって、現場の雰囲気がとても和やかだったのが印象的でした。
芝生が枯れないようにって早朝から水をかけに来てくれて、家が近いのかな?と思ったら結構遠いところから来てくださってて驚きました。
コンクリートに手形をつけたいって出来上がる数分前に突然言ったのに、”いいよいいよ”って対応いただき、おかげさまで良い思い出ができました。
子供達もスタッフの方を好きになって朝早くから”おじちゃん、まだかなぁ?”て言って、現場スタッフの方が来たら”おじちゃんだーーー”て言って走り回って喜んでいました。」(奥様)


お庭が完成してからの変化
お庭が完成してH様が一番変わったと、思わず「うわ~!」と声をあげたのが、玄関まわりの変化でした。
「玄関がすごく華やかになって、植栽を植えていただいて玄関ドアと白い外壁が一気に映えたので工事途中から「うわ~!」となりました。植栽越しに見える玄関がお気に入りポイントです。お家に帰ってきて見るとすごく嬉しくなります。」(奥様)
「テラスからお庭へつながる感じもとても気に入っています。子供達が芝生の広がるお庭へ出ていくのが見えるのが気に入っています」(旦那様)
お庭が完成して家族の生活リズムにも良い変化が生まれてきたとH様は話してくださいました。
「お寝坊さんだった子供達が、毎朝”お外行きたーい!”と元気に起きるようになりました。朝はパパが子供を肩車しながらお庭の水やりをしてから、朝ごはんを食べるのが日課になっています。」 (奥様)
ご近所の方との関係性づくりにもお庭が大活躍しています。
「お家の中にいるとなかなか生まれないご近所とのコミュニケーションも、お庭に出るようになって自然と増えました」(旦那様)
「お庭が出来てから近所の子どもたちがよく遊びに来てくれるようになりました。お庭の畑で作業していたら、お隣のおばあちゃんも話しかけてくれて野菜をもらったりしています。」(奥様)

お庭が完成してからの変化
お家を正面から見たときの軒の水平ライン、軒の長さ、白と木を基調とした外壁の色、リビングダイニングからお庭を眺められる窓の配置、こだわってつくられたお家を引き立てるようにお庭は作られています。
軒の水平ラインに対して芝ブロックでカーブを描くことによって柔らかみを生み出し、キャンパスのような外壁に植栽で彩りを加えて、リビングダイニングの先にあるテラスとお庭をつなげることで楽しみを演出する。
”庭屋一如”という表現があるように、お家とお庭が一体となって自然と調和された空間が生み出されます。
H様は自然を感じながら過ごす心地よい暮らしを実感して、これからもっと楽しんでいきたいと心を弾ませています。
「近くから見ても、遠くから見ても”うわ、いいなぁ”って思うんです。自分の家なんですけどね(笑)」(旦那様)
「今朝もパパが”隣の庭から見たうちの庭、すっごく良かった(笑)”って言ってたんです。」(奥様)
「この庭で夏はBBQやプール。将来、息子が大きくなったらキャッチボールもしたいですね。妻は趣味の畑を楽しんでいて、家族みんなで良い時間が過ごせていると思います。」(旦那様)
植物のお手入れについて多少の不安も含めて楽しんでいきたいと笑顔で話してくださいました。
「樹木ひとつひとつタグ(ネームプレート)をつけてくださって愛着が湧きます。お手入れどうしたらいいのか分からなかったけど、春夏秋冬で分けられているお手入れの説明書があってすごくわかりやすくて心強いです。」
H様のお庭はご自身で植物を増やしていけるよう余白を残しています。
家族の成長と共により彩り豊かなお庭になっていくことでしょう。
私たちもH様と一緒に愛着をもってH様のお庭づくりに関わり続けたいと思います。


お庭づくりを通じて
最後に、お庭づくりの感想やFORUMに対するご意見をいただきました。
「FORUMさんにお願いしてよかったです。良い意味で今回以上に何か求めることはないです。」
「お任せして全部良かった。思っていた以上です。工事前の状態からこんなお庭ができるとは思わなかったです。」
H様と二人三脚で進めたお庭づくり、土地と建物が持つ特性を活かすことで実現した家族が伸び伸びと自由に過ごすことができて、みんなで楽しめるお庭。
2人のお子様それぞれのお名前から1文字ずつお借りして設定したお庭のコンセプト
”人と自然を結う空間が家族の絆を紡いでゆく”
コンセプトを形にしたお庭で、笑顔あふれる家族の思い出をたくさん刻んでいかれることでしょう。
これからも大切な友人のように支え合い、心を通わせたお付き合いをさせてもらえたら嬉しいです。
楽しいお話をありがとうございました!
