こんにちは。FORUMの城です。
弊社のお庭のコンセプトに「庭育」というコンセプトがあります。
今回、そのコンセプトに沿ってお子様向けのワークショップを8月20日に開催いたしました。
お子様向けということで、今人気のコケ玉を作ったのですが、おかげさまで今回も満席で開催することができました!
ご参加いただいた皆さまありがとうございました(^^)
それではワークショップの様子について、ご紹介していきたいと思います!
まずは、色々な植物から好きなものを一つ選び、選んだ植物にコケを貼るための土をお団子状にかぶせていきます。
そこにピンセットを使って、可愛らしいコケ玉になるようコケを少しずつ土へ差し込んでいきます。
最後にお皿の上にコケ玉を置いて、自然な雰囲気になるよう砂利で整えます。
少し遊び心で、小さなカエルも置いてみたり…(*’ω’ *)
カエルもコケ玉に寄りかかって楽しそうですね♪
実はコケとひとことで言っても、世界中におよそ2万種類ほどあるといわれています。
代表的なものでいうと、ハイゴケ・スナゴケ・タマゴケ・ホソバオキナゴケなどがあります。
今回は、見た目がとても綺麗な「スナゴケ」を使ってコケ玉を作ったので、ここで少しスナゴケについてご紹介したいと思います!
スナゴケは、まるで小さな星屑がたくさん集まったように見えることから「苔界のスター」と呼ばれているそうです。
たしかに、とても可愛らしい見た目をしていますよね(^^)
日本では、北海道から九州まで広く分布しています。
コケといえばジメジメした場所をイメージしがちですが、スナゴケは湿気が多い場所より、比較的乾燥した場所を好む性質があります。
また、直射日光にも積雪にも強いスナゴケは、比較的どんな環境にも適応します。
繊細な見た目でありながら、実はとても丈夫な特徴をもつコケなので初心者の方におすすめの種類です!
「コケ」と聞くと、放置されたお庭にある雑草のようなイメージを持つ人もいらっしゃると思います。
ですが、コケの使い方によってはとても自然な雰囲気を作り出すことができます。
また近くで見てみると、コケの種類によっていろいろな顔があるので、皆さんのお庭にワンポイントとしてぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?