◆コハウチワカエデの特徴
イロハモミジに比べるとコハウチワカエデの葉は切れ込みが浅く、赤ちゃんの手のひらのような可愛らしい雰囲気があります。
その丸みを帯びた優しい葉の印象から、和風になりすぎず和洋どちらのお庭でも馴染みます。
秋になると一気に全体が紅葉するのではなく、緑・黄・赤が混在する形で色づいていくので、1本の樹木だけで季節の移り変わりを楽しめるのも魅力です。
また、コハウチワカエデは生長しても細くしなやかな枝ぶりで、剪定はほとんど必要なくとても育てやすいので、雑木の庭やシンボルツリーに使われることが多くなっています。

（FORUM施工写真）
◆ドウダンツツジの基本情報
科名・属名　ツツジ科・ドウダンツツジ属
分類　　　　落葉低木
樹高　　　　1m～2m
原産地　　　日本、台湾
開花期　　　4月～5月

◆ドウダンツツジの特徴
丈夫で育てやすいことから、生け垣などに利用されることが多い樹木ですが、自然樹形も美しいので庭木としても人気があります。
春には、スズランのような小さなベル型の白くて可愛らしい花をつけます。
可愛らしい花や菱形のような美しい枝葉は、その魅力から切り花としても流通しています。
秋には紅葉し、冬に落葉しますが、枝が密に茂るので目隠しとしての機能も果たしてくれます。

（FORUM施工写真）

（FORUM施工写真、中央の葉が茂っている木がドウダンツツジ）
◆ソヨゴの基本情報
科名・属名　モチノキ科・モチノキ属
分類　　　　常緑小高木
樹高　　　　3m～6m
原産地　　　四国、九州
開花期　　　5月～6月

◆ソヨゴの特徴
葉が風に揺れてそよぐことから「ソヨゴ」という名前になったそうです。
ソヨゴの特徴といえば、秋になる小さな赤い実と光沢のある葉、そして生長が緩やかであることです。
あまり根を張らず場所を取らないことや、比較的乾燥している場所でも育ち管理がしやすいことから、シンボルツリーとしてもおすすめです。
ちなみに可愛らしい赤い実ですが、食用にはできないため観賞用として楽しんでくださいね♪

（FORUM施工写真、奥の階段左にある木がソヨゴ）
◆コナラの基本情報
科名・属名　ブナ科・コナラ属
分類　　　　落葉高木
樹高　　　　10m～20m
原産地　　　北海道～九州
開花期　　　4月～5月

（FORUM施工写真）
◆コナラの特徴
古くから薪や家具材として使われてきたため、日本人にはとても馴染み深い樹木です。
最近では雑木の庭にマッチするため、庭木としてもよく見かけるようになりました。
庭植えでも10mほどの樹高になり夏に大きな木陰をつくるので、快適な住環境をつくる際にも役立ちます。
大きく生長するため植える場所は選びますが、その存在感や生命力はとても魅力的なのでシンボルツリーとしておすすめです。
紅葉も楽しむことができ、どんぐりをつけるのでコナラには野鳥も寄ってきます。
お庭で育てている中で、普段会えないような生き物に出会えるのもコナラの魅力の一つです！

（FORUM施工写真）
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