こんにちは。FORUMの大原です。
まだまだ若い会社ですが、おかげさまで鹿児島県内に弊社の施工したお庭が着々と増えています！
先日もまた一つ素敵なお庭が完成しました(^^)
広々とした芝生のお庭に、キッチンガーデンやさまざまな種類の植栽を植えています。
今回はその中から、まだ紹介できていない低木「ミツマタ」「ジンチョウゲ」「ナツハゼ」をご紹介していきたいと思います！
◆ミツマタの基本情報
科名・属名　ジンチョウゲ科・ミツマタ属
分類　　　　落葉低木
樹高　　　　2m
原産地　　　中国、ヒマラヤ
開花期　　　3月～4月中旬

◆ミツマタの特徴
日本で古くから育てられ、和紙の原料にもなっているミツマタは、庭木としても育てやすい植物です。
日なたでも日陰でも育てることができ、植える場所を選びませんが、水が滞留する環境は苦手なので、水はけのよい土壌に植えるようにします。
ミツマタの花は梅の花が咲く早春に、可愛い黄色の花（正しくはガク）がポンポンのように丸く集まって咲きます。
またミツマタの枝は、必ず3本の枝に分かれて伸びることから「ミツマタ」という名前になったそうです。

（FORUM施工写真、1番左がミツマタ）
◆ジンチョウゲ（沈丁花）の基本情報
科名・属名　ジンチョウゲ科・ジンチョウゲ属
分類　　　　常緑低木
樹高　　　　1m
原産地　　　中国、ヒマラヤ
開花期　　　3月～4月

◆ジンチョウゲの特徴
上品な香りの花を早春に咲かせる三大香木の一つです。
樹高は1mほどとコンパクトに収まる庭木で、枝が良く分岐するので特に剪定をしなくても丸くこんもりとした樹形になります。
ジンチョウゲは先に紹介したミツマタと同じく、花びらではなくガクが毬状に枝先に咲きます。
植えるときには、水はけの悪い場所、乾きやすい場所、日当たりのよすぎる場所は避けます。
適した環境に植えてあげれば、その後はほとんど手間のかからない庭木です。

（FORUM施工写真、1番右がジンチョウゲ）
◆ナツハゼの基本情報
科名・属名　ツツジ科・スノキ属
分類　　　　落葉低木
樹高　　　　1m～3m
原産地　　　日本（北海道～九州）、朝鮮半島南部、中国中部
開花期　　　5月～6月

◆ナツハゼの特徴
「日本のブルーベリー」と呼ばれるナツハゼの実は、観賞するだけでなく、生で食べたりジャムに加工したりして楽しむことができます。
実にはポリフェノールや、整腸作用のある食物繊維などが豊富に含まれているそうなので、お庭でたくさん収穫できたら嬉しいですね♪
初夏になると、直径4～5mmほどの小さな釣り鐘型の花を咲かせます。
ナツハゼの葉は少し変わっており、春から初夏にかけて赤みを帯びたのち、夏には緑色に戻り、秋に再び紅葉します。
1年に2回紅葉を楽しめるなんて素敵ですよね…！
また、ナツハゼは耐寒性も耐暑性もあるため、お庭で栽培しやすい植物です。
なお鮮やかな紅葉を楽しみたい場合は、日なたに植えるようにしましょう。

（FORUM施工写真、右から2番目がナツハゼ）
庭木はその樹形だけでなく、花であったり実であったり紅葉であったり…
四季を通じてさまざまな表情を見せてくれます。
どのようなお庭、どのような暮らしにしたいか想像することで、後悔しないお庭をつくることができます(^^)
ぜひ一緒に考えながら、これからも鹿児島の皆さんの素敵なお庭をつくるお手伝いができれば嬉しいです♪