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(BLOG)ブログ・コラム

鹿児島の庭で12月に植える春咲球根——フリージア・チューリップ・ムスカリの育て方(鹿児島版)

2025/12/25 ブログ

冬の空気が少しずつ澄んで、庭の表情が静けさを帯びる12月。
鹿児島では冬でも土がやわらかく、球根を植えるにはまだ十分間に合う時期です。

春の景色をつくる準備を、少し早めのワクワクとして庭に添えてみませんか?
今回は、12月から植えても美しく咲いてくれる フリージア・チューリップ・ムスカリ の魅力と育て方をご紹介します。

フリージア ― 香りで春を知らせる、鹿児島と相性のいい花

ふと庭に出たとき、風にのってふわっと届く甘い香り。
フリージアは、その“香り”こそが春の合図になる花です。

鹿児島の気候ととても相性がよく、10月~11月に植えるのがもっとも良いですが、12月植えでもしっかり根づき、3〜4月に可憐な花を咲かせます。

■ フリージアを植えるポイント

・日当たりの良い場所へ
・水はけがよい土を好む(赤土の庭なら腐葉土を少し混ぜて)
・植える深さは球根の「2倍」ほど

香りのある花は、暮らしに自然なリズムをつくります。
ドアを開けた瞬間の “あ、この香り” が、春の訪れをそっと教えてくれます。


チューリップ ― 春の主役を、冬のうちに

春の庭で一番存在感がある花といえば、やっぱりチューリップ。
鹿児島では暖地のため、12月植えでも十分間に合います。

「好きな色を並べて植える」だけでなく、フリージアやムスカリと高さを合わせるとナチュラルでやさしい “雑木の庭の足元” 演出にも。

■ チューリップの植え方

・水はけさえ整えば育ちやすい
・球根の尖った方を上に
・深さは球根の3倍ほど
・北風の強い場所は避けると◎

春に咲いたとき、家族も思わず足を止めるほど明るい景色に変わります。
庭に季節の物語をつくる……そんな存在感のある花です。


ムスカリ ― 足元を彩る、小さな青のアクセント

小さな粒が集まったような、可愛いシルエット。
ムスカリは、“チューリップのそばにそっと添えたい花” の筆頭。

鹿児島では 12月植えでも開花に間に合い、3月下旬〜4月ごろに咲きます。

■ ムスカリの育て方

・浅植え(球根の高さの2倍くらい)
・日当たり良い場所で花つきが良くなる
・雨が多い鹿児島では水はけが大事

群植にすると、春の庭全体が“やさしい青のアクセント”でまとまり、チューリップの色をより美しく引き立ててくれます。

12月の庭づくりは、「来年の自分への贈りもの」

冬の間に植えた球根は、土の中で静かに、ゆっくりと根を伸ばします。
その姿は見えないのに、春になるとまっすぐに花を上げてくれます。

 余談ですが、私の地元沖永良部島では約30年ほど前、フリージアの生産が盛んで、毎年春になるとフリージアの黄色や白、ピンクなどのかわいらしい花が咲き誇り、島全体がフリージアの甘い香りに包まれていました。

 今でもフリージアの匂いを嗅ぐと故郷を思い出し、あの頃の楽しかった思い出が蘇ります。

庭づくりもまた、そんな“季節の記憶”を日々の暮らしにそっと呼び戻してくれる存在です。
好きな花や色、香りをそばに置くことで、家に帰るたび、ふと心がほぐれる瞬間が生まれます。

どんな小さなスペースでも、植物は暮らしに寄り添い、過去の思い出やこれからの時間をやさしく彩ってくれます。

庭づくりは、
“未来の季節に向けて、今の自分がそっと種をまく行為”
とも言えるのかもしれません。

12月の鹿児島での球根植えは、まだ間に合うどころか、春を美しくする最良のタイミング。

フリージアの香り、チューリップの彩り、ムスカリのかわいらしさ。
来年の春、庭がそっと教えてくれる季節の変化を、楽しみに待ってみませんか。

それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう!

さようなら~(^_^)/~

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