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(BLOG)ブログ・コラム

ふわふわの愛らしい花を咲かせるミツマタ。みなさんのお財布の中にも…?

2025/03/10

本文 こんにちは!

FORUMの平田です。

およそ3年前にスタートした本ブログですが、最近は複数のスタッフでブログを書いているので 個人的に、以前よりもとても充実したブログになっていると思います…( *´艸`) ぜひ、今後も本ブログを楽しみにしていただけたら嬉しいです♪

改めてにはなりますが、私は関東に住んでおり、実際に鹿児島の現場で植物を触ることはありません。 ただ「いつか植物のある暮らしをしてみたい」という気持ちがあり、全く知識のない状態でしたが ブログでいろいろな植物を紹介しながら、私自身も植物のことを知り、学ばせてもらっています。 おそらく私と同じように植物の知識がないから、何となくお庭の植栽は諦めているという人もいると思います。 知ってみると「こんな特徴をもつ植物があったんだ」「初心者の私でも管理できそう」などと、発見があります。 ここで紹介する植物をきっかけに、植物のある暮らしをスタートする人が1人でも増えたら嬉しいです(^^)

さっそくですが今回は、2月8日にオープンしたFORUMショップでも好評の「ミツマタ」をご紹介したいと思います!

  • ◆ミツマタの基本情報
  • 科名・属名 ジンチョウゲ科・ミツマタ属
  • 分類    落葉低木
  • 樹高    2m
  • 原産地   中国、ヒマラヤ
  • 開花期   3月~4月中旬

  • ◆ミツマタの特徴
  • 樹皮の繊維が丈夫なため、古くから和紙の原料として知られています。 現在でも紙幣などに使われており、日本人にとって馴染み深い植物の一つです。 また独特な枝ぶりで、必ず3本の枝に分かれて伸びることから「ミツマタ」という名前が付いたそうです。 実際に枝をよく見てみると、本当にすべての枝が3つに分かれているので面白いですよ。

ミツマタの花は早春に、うつむくように下を向いて咲き、良い香りが漂います。 黄色い小さな花(正しくはガク)は、丸く集まって咲くのでポンポンのような可愛らしい見た目をしています。

秋には葉を落とす落葉性の樹木で、樹高も2mほどと小ぶりのため狭いスペースでも圧迫感がありません。 たくさん枝分かれをすることで半球状に育つのですが、その全体的に丸い姿にも暖かみを感じられます。

◆ミツマタの育て方や管理のポイント

  • –植え付け・植え替え–
  • 3月~4月上旬の開花している時期が適しています。 水はけのよい場所を好みますが、根が浅く広がるので土が常に乾燥するような場所は避けましょう。 ミツマタの根は弱く幼木のうちは移植もできますが、成木になり根が張った株は移植が難しくなります。

  • –置き場所–
  • 日向~半日陰までさまざまな場所で育てることができますが、日向の方が花つきがよくなります。 若い苗木のうちは、自然界だと他の植物の陰で育つため、あまり光の当たらない場所でもよく育ちます。 ただし西日の当たる場所は避けましょう。

  • –水やり–
  • 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりと水を与えます。 庭植えの場合でも、1年未満の株は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。 庭植えで植えつけ後1年以上経つ株は、降雨のみで水やりの必要はありません。

  • –肥料–
  • 落葉期の春の芽吹き前に施します。 庭植えは、枝が広がっている範囲の地面に有機質肥料を埋めておけば、そのほかは必要ありません。 鉢植えは、化成肥料を株元に追肥します。

  • –剪定–
  • 自然に樹形が整うため、強い剪定は必要ありません。 新しく伸びた枝の先端に花芽がつくので、夏以降の剪定は花芽を切り落とすことになってしまいます。 花後に、枯れ枝や伸びすぎた枝を切り落とす程度にしましょう

  • –病害虫–
  • 病害虫の被害はほとんどありませんが、大きくなるとテッポウムシが幹を食害することがあります。 株元におがくずのようなものが落ちていれば、テッポウムシがいる可能性があります。 幹に穴がないかよく観察して、テッポウムシの穴を見つけた場合は薬剤を投入して駆除しましょう。

日本各地にはミツマタの群生地があり、とても幻想的な風景が見られるようです。 まだ私も行ったことはないのですが、この春にミツマタを見にお出かけするのも良さそうですね(´ー`)

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