
鹿児島県日置市美山で唯一の吹きガラス工房を営む素敵なご夫婦に出会いました。
作り手である奥様と、作品の魅力を伝え奥様をサポートする旦那様の紡いできた歩みを
本日は、新村よりお届けいたします。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。

取材させていただいたのは今年1月の寒い時期でしたが、工房の中は窯の温度で暖かく、涼しげなガラスができる様子はとても神秘的に思えました。
元々ものづくりが好きな井手江里子さんは、20歳の頃訪れた旅行先のガラス工房で初めてガラスの制作風景を目の当たりにして一目惚れしたと言います。
出来上がりは涼しげでありながら制作過程のガラスは、オレンジ色に溶けてトロトロでそれは優しい光を放っていました。
汗だくで作る作り手からこのような涼しげなガラスができることに感動し、これがしたいと思ったそうです。
25歳の時にガラスのみを専門に教える専門学校へ入学4年間学んだのち、学生時代からお世話になっていた先生についていき、千葉のガラス工房に弟子入りしました。
イタリアのヴェネチアで生まれ伝統あるガラス技法であるレースガラスの日本での第一人者である先生の元で働きながら学びました。
その後、美山に工房を持ち今年で20周年となるガラス工房ウェルハンズ。

作品作りは、「動きの中の遠心力や自然な力を使って自分の我だけではなく、こうしたらこうなるよねとガラスと一緒に作っている」という言葉が印象的でした。
営業マンだった旦那様は、経理や営業などで奥様をサポートし、作品の魅力を伝え工房を支えています。
そんな旦那様から奥様へ・・・「我のまま(自分のまんま)を貫けばいろんな人を巻き込んでいける。これからもっと我のままを強く太く太くなって欲しい」と優しく包む言葉を送っていました。
これからの目標は、作り続けること、ガラスのもつ魅力を手を加えることでより引き出したい、そしてレースガラスを極めたいと言います。


FORUM SHOPでウェルハンズの作品を取り扱う事に感謝しながら、ご夫婦が紡いできた大切な想いをこれからはあなたへお届けします。
1人でも多くの方に涼しげで美しい作品を手に取っていただきたいと思います。
これからコラボ企画も予定しておりますので、皆様へ告知できる日を楽しみにしています。
SHOPでは心に残る作品をお届けします。紡いできた想いをこれからはあなたへこころを込めてお届けします。
ぜひSHOPへお気軽にお立寄りいただけると嬉しいです。
あなたのご来店心よりお待ちしております。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。