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(BLOG)ブログ・コラム

育てて楽しい、見て美しい、香りに癒されるラベンダーの魅力

2024/05/21 コラム

こんにちは!
FORUMの大原です。
みなさん「ラベンダー」というと、何を思い浮かべますか?
その花色や香りが好きという人もいれば、有名な北海道のラベンダー畑を思い浮かべる人もいると思います。
私は今年GWどこにも行かなかったので、この夏はどこかへ旅行したいな~と漠然と考えているのですが、北海道のラベンダー畑なんて行けたらいいですよね( *´艸`)
ちなみにラベンダーを見れるおすすめスポットは全国各地にあるそうなので、ぜひみなさんも見に行ってみてください♪
さっそくですが、今回はその「ラベンダー」についてご紹介していきたいと思います!

◆ラベンダーの基本情報
科名・属名 シソ科・ラヴァンドラ属(ラベンダー属)
分類    常緑低木
樹高    20cm~130cm
原産地   地中海沿岸
開花期   4月~7月

◆ラベンダーの特徴
ラベンダーの花といえば、垂直に伸びた細い茎の先に紫色の小さい花を数多くつけるのが特徴です。
花は下から上に咲き、満開の状態がもっとも良い香りの精油を採ることができるそうです。

その可愛らしい花を観賞するのはもちろん、心地よい香りも魅力的でヨーロッパでは「ハーブの女王」と呼ばれ、リラックス効果だけでなく防虫や抗菌効果もあり、さまざまな用途に活用されています。
ラベンダーの品種にはいくつかの系統があり、品種によって暑さに強いもの、寒さに強いもの、香りが強いものなど違いがあります。
もし育ててみようと考えているのであれば、どんなラベンダーを育てたいのか、また住んでいる地域の気候に合っているかどうか、購入する前に確認しておくといいですね。
ここでは代表的な品種をいくつかご紹介します。

・イングリッシュラベンダー(アングスティフォリア系)
特に香りが良いことで知られる、最もメジャーな品種です。
北海道などで多く育てられていることから分かるように、耐寒性はある反面、高温多湿には弱いため、東北や北海道地方で栽培に適した品種です。

・フレンチラベンダー(ストエカス系
ウサギの耳のような形をした花穂をつけるユニークな姿のラベンダーです。
花色も紫のほか、ピンク、ブルー、白と豊富で、香りはやや弱いものの、開花時期が長いので観賞用やドライフラワー向きです。
寒さには弱いですが、比較的暖かい地域でも耐えられるので、夏場に高温となる関東以南では適した品種といえます。

・ラバンディン系
香りの良いイングリッシュラベンダーと暑さに強いスパイクラベンダーを掛け合わせた交雑種で、背が高くやや長めの花穂を持ち、耐暑性・耐寒性が強いのが特徴です。
そのためラベンダーのなかでは育てやすく、初心者や関東以南の温かい地域にもおすすめの品種です。

◆ラベンダーの育て方や管理のポイント
–植え付け・植え替え–
植え付けは基本的に3〜4月の春が最適ですが、秋の早いうちであれば植え付けや植え替えができます。
関東以南など暖かい地域で育てる場合は、暑さが落ち着いた初秋に植え付けておくと、開花時期までにしっかりと根が張って夏越ししやすくなります。

–置き場所–
基本的に、日当たりと風通しのよい場所を好みます。
高温多湿に弱い品種を庭植えする場合は、西日の当たらない場所を選び、水はけのよい土壌をつくり植えつけます。
開花している時期は、室内であれば最低気温が10度以上の場所に置き、屋外であれば夜間凍らないような場所で管理するようにしましょう。

–水やり–
ラベンダーは過湿を嫌います。
そのため、土の表面が乾いて葉が柔らかく垂れ下がってきたタイミングで、たっぷりと水やりをします。
水を与えすぎると根腐れを起こす可能性がありますが、乾燥しすぎても枯れることがあるので、夏場は特に注意しましょう。
地植えの場合、根が張る前は乾燥していれば水やりをしますが、根付いてからは降雨のみで水やりの必要はありません。

–肥料–
植え付けや植え替えの時に、元肥として緩効性化成肥料を施します。
追肥としては、よく成長する3~4月に1回と、開花が終わり再び成長する9月頃に1回、緩効性肥料を与えてください。
なおラベンダーは肥料を与えすぎると弱ってしまうため、適量を与えるようにしましょう。

–収穫・剪定–
切り花やドライフラワーとして楽しみたい場合は、二分咲きから満開時に、葉を4~8枚つけて花穂を切ります。
株の負担を軽減するために、開花の終わりごろには、草丈の半分くらいの位置で半球状に刈り取ります。
このとき、葉のついている茎の部分を残すようにしましょう。
株が大きくなると枝が混み合ってくるので、混み合った枝や地面近くの垂れている枝を選定して、風通しをよくしてください。

–病害虫–
ラベンダーはそれ自体に防虫効果があるため、害虫の被害はほとんどなく、病気の被害もあまりない植物です。
ただし春先に、アブラムシとハダニがつくことが稀にあるため、見つけた場合はすぐに殺虫剤で駆除しましょう。
ラベンダーは香りが良いのはもちろん、花も可愛らしく、多くの品種が売られているので、人気があるのも納得です(^^)
北海道のラベンダー畑のように…とまではいきませんが、お庭でも一面に群生させると美しい風景をつくることができます。
またお庭で育てたラベンダーを使って、お料理に使ったりできるのも魅力的ですよね。
そんなハーブの魅力を、先日開催したワークショップで実際に体験していただきました♪

お庭はいちばん身近な自然であり、子供たちの感性や心を育ててくれる場所。
その「庭育」というコンセプトから、今回のイベントはお子様向けに開催し、大人と一緒にハーブの寄せ植えやハーブティーなど楽しみました。
ぜひ興味のある方はイベント情報など配信しておりますので、FORUMのInstagramやHPをチェックしてみてください(^^)

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