こんにちは。FORUMの城です。
今回のブログではどんなお庭でも馴染み、どんな植物とも合わせやすい「マホニアコンフューサ」についてご紹介したいと思います!
ちなみにその使いやすさから、FORUMでもイチオシの低木なので先日多めに10本ほど仕入れました(^^)
そんな「マホニアコンフューサ」について、まだまだ知られていない特徴や魅力もたくさんあるので、ぜひ本ブログで知っていただけたらと思います。
◆マホニアコンフューサの基本情報
科名・属名 メギ科・マホニア属
分類 常緑低木
樹高 1m~2m
原産地 中国
開花期 4月~5月、10月~12月
別名 ホソバヒイラギナンテン
◆マホニアコンフューサの特徴
日陰に強く病害虫も少ない常緑低木で、お花の少ない秋~冬に開花することから、低木の中でも人気が高い品種です。
公園やショッピングモールなど、意識してみると身近な場所でマホニアコンフューサをよく見かけることができます。
それだけ管理のしやすい植物であるということがわかりますね。
細長くスタイリッシュな葉は、尖っていて少しギザギザがあるので一見硬そうなイメージを持ちますが、実際には柔らかく触っても痛くありません。
また新葉は赤い色をしており、次第に光沢のある濃い緑色に変わっていきます。
寒い時期には再び赤くなったりするので、葉色の変化を楽しめるのもマホニアコンフューサの魅力です。
常緑低木の中でも細長い葉は珍しいので、葉の形が違う他の植物とのバランスも楽しめます。
マホニアコンフューサは4~5月と10~12月の年2回、一つの枝に黄色の小さい花が房状に集まった可愛らしい花を咲かせます。
春は華やかな他の花に紛れてしまいあまり目立ちませんが、花の少ない秋~冬にはアクセントとなり寒い時期にお庭を彩ってくれます。
花の時期が終わると緑色の実ができ、熟してくると次第に紫色になります。
ブルーベリーに似ていますが、食用には適さないので観賞用として楽しみましょう。
◆マホニアコンフューサの育て方のポイント
・日陰に強い庭木ですが、日光を好み暑さにも強い植物です。
ただ、乾燥に弱く西日や直射日光で葉が黄色くなってしまうことがあるため、
半日陰くらいの場所に植えるのがよいでしょう。
・植え付けは、寒さや暑さが弱まる3~4月か9~10月が適しています。
地植えの場合は根の長さの2倍の深さに穴を掘り、土にはあらかじめ腐葉土と完熟堆肥を混ぜて、
なじませておきましょう。
しっかり根付くまでは、十分に水を与えることが大切です。
・必要な水分は降雨のみで基本的に十分です。
葉が黄色くなっていたら乾燥のサインなので、土の様子を見て水やりをするようにしましょう。
・肥料は2~3月に、寒肥として緩効性の肥料を与えます。
春の開花のために必要な栄養分なので、忘れずに与えてあげましょう。
・剪定時期は新芽が付く前の3月頃か、春の花が終わった後の6月頃が適しています。
上へ上へと成長するため、低木らしい樹形を保つために年に1回ほど摘心をおこないましょう。
摘心とは、茎の先を切ることで切った茎の先以外の芽を生長させることをいいます。
枝の先端から1節下の位置を目安に枝を切るとよいでしょう。
・病害虫に強い庭木ですが、うどんこ病や立ち枯れ病には注意が必要です。
うどんこ病にかかると開花できなくなる可能性があるため、もし白いカビの生えた葉を発見したら
広がらないように、早めに葉を取り除きましょう。
また立ち枯れ病にかかると茎が茶色く変色したり、腐敗やカビが現れたりします。
悪化すると枯れてしまうので、発症した部分は切り取りましょう。
いかがでしたでしょうか?
スタイリッシュなマホニアコンフューサは、和風でも洋風でもリゾート風でもどんなお庭でもマッチします。
またローメンテナンスで、水やりが必要なときには葉が黄色くなるなど初心者の方や忙しい方にはとても育てやすいおすすめの庭木です。
ここで、実際にFORUMで施工したお庭もお見せしたいと思います!
左下の細長い葉が茂っているのがマホニアコンフューサです。
小さくて少し見づらいですが、左側の手前に3つ植えられている小さな緑がマホニアコンフューサです。
このブログでマホニアコンフューサの魅力を少しでも皆さんにお伝えできていたら嬉しいです。
もし何か分からないこと、聞きたいことがあればお気軽にFORUMへご相談ください(^^)