
鹿児島市・姶良市で庭づくりをお考えの方へ——
「せっかくなら家族で育てて、食べて、香りを楽しめる庭にしたい」そんな想いを持つ方が増えています。
今回は フェイジョア・ジューンベリー・ワイルドストロベリー・ブルーベリー・タイム・ラベンダーなど、“おいしい庭”をつくる実がなる&香りのある植物たちをご紹介します。


子どもと一緒に育てる「庭の恵み」
庭はただ眺めるだけの場所ではなく、家族の時間を育む大切な空間。
特に食べられる植物を庭に取り入れることで、子どもと一緒に「季節を感じる」「収穫を楽しむ」「食べる喜びを知る」…そんな体験が毎年繰り返されていきます。
例えばブルーベリーやジューンベリーの実を一緒に摘んで、朝食やデザートに。
小さなワイルドストロベリーをお菓子の飾りにしたり、香り豊かなタイムやラベンダーをクッキーやハーブティーに。
庭での時間は、子どもたちの「五感」を育みます。
おすすめ“おいしい庭”の植物たち
フェイジョア:甘酸っぱい果実はジャムにも。シルバーリーフで庭のアクセントにも最適。


甘酸っぱい実と可憐な花が魅力。
・日当たり:日向〜半日陰
・土:水はけの良い土
・植え付け:春か秋
・ポイント:実をしっかり楽しむなら異なる品種を2本植えると◎
ジューンベリー:春の白い花、初夏の赤い実、秋の紅葉と三拍子そろった人気樹木。

春の白花、初夏の赤い実、秋の紅葉を楽しめる。
・日当たり:日向〜半日陰
・土:水はけ・水もちの良い土
・植え付け:落葉期(冬〜早春)
・ポイント:成長は比較的ゆっくりなので庭木としても扱いやすい
ブルーベリー:初心者にも育てやすく、実の収穫は毎年の家族行事に。

子どもと一緒に収穫が楽しい果樹。
・日当たり:日向
・土:酸性土壌を好む(鹿児島の土はやや酸性傾向で◎)
・植え付け:秋〜春
・ポイント:品種の異なる2本以上を植えると実つきがよくなる
ワイルドストロベリー:小さな可愛い実と白い花。寄せ植えや花壇の縁取りにも。

小さな白花と可愛い実が魅力。
・日当たり:半日陰〜日向
・土:肥沃で水はけのよい土
・植え付け:春か秋
・ポイント:地面を覆うように広がり、雑草対策にも
タイム:乾燥させたタイムは、肉料理、ソース、ロースト野菜などに使われ、香りづけや風味のアクセントに。

料理やハーブティーに使える香りのハーブ。
・日当たり:日向
・土:乾燥気味を好む
・植え付け:春か秋
・ポイント:剪定で形を整えると蒸れ防止になり香りも増す
ラベンダー:ラベンダーは花を乾燥させて、ハーブティーや焼き菓子、砂糖漬けなどに。

香りと花姿で癒しを届ける定番ハーブ。
・日当たり:風通しの良い日向
・土:水はけのよい土
・植え付け:春か秋
・ポイント:高温多湿が苦手なので、株元に石や砂利を敷いて風通しを確保すると◎
ブルーベリーは甘い実を育てるには酸性の専用土やピートモスを使うのがおすすめ。
一方で、フェイジョアやジューンベリー、ワイルドストロベリー、タイム、ラベンダーは水はけの良い土に腐葉土を混ぜる程度で育てやすいので、初めての方でも安心です。
庭があることで変わる暮らし
私たちFORUMが大切にしているのは、庭を「つくる」ことそのものではなく、庭を通してご家族の時間や暮らしがもっと豊かになることです。
庭に出ると感じる季節の香り、花や葉の色の変化、風の冷たさや温かさ…。
それは大人にとっても心を整える時間であり、子どもたちにはかけがえのない思い出として刻まれていきます。
「庭を育てる」から「暮らしを育む」へ
私たちはただデザインするだけでなく、庭で家族の思い出をつくるお手伝いをしたいと考えています。
「いつか子どもが庭のブルーベリーをつまんだ思い出を大切にしてくれたら」
「家族で収穫したハーブをお菓子にして、笑顔があふれる食卓になったら」
そんな未来を思い描きながら、一緒に“おいしい庭”を育ててみませんか?
ご相談はFORUMまで
「わが家でも育てられるかな?」と迷ったら、お気軽にFORUMへご相談ください。
お庭の環境や暮らし方に合った“おいしい庭”のご提案をいたします。」
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また次回のブログでお会いしましょう。